気まぐれ豆知識《お湯の温度》(^^)

皆さん、明けましておめでとうございます(´▽`*)★☆今年も、ジャニヲタ事務員によるスタッフブログを、どうぞよろしくお願いいたします。

さてさて、今週は事務員の私が、危険物取扱者試験の勉強中に「そうなんだ~!」と思った豆知識を、簡単に紹介してみます(/・ω・)/

今回のテーマ:『お風呂を沸かしたとき、表面から熱くなる理由』

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冬の時期、寒い体を温めるには、お風呂でゆっくりぬくもるのが良いですよね~(-ω-)

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でも、冬のお風呂場は寒くて、湯船のお湯がすぐに冷めてしまい、もう一回沸かし直さないといけない・・・。という家庭もあるのではないでしょうか??

例えば、「湯船のお湯、ぬるいやんか~・・・。”追い炊き”しよう。」

しばらくすると、温かさが復活~~!!(゚ω゚)

「そろそろ、温まってきたかな~!入ろ、入ろ~!・・・って、底の方、まだぬるいやん!!!」Σ(゚Д゚)

  ・・・みたいなことが起きますよね??

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「お湯の表面は、温まっているのに底の部分は、まだ冷たい」

なぜこのような状態になるのか、ご存知ですか??物理系にお詳しい方は、「当たり前や~ん。。。」と思うかもしれませんが、簡単に説明してみようと思います(^_-)-☆

単刀直入に言うと、熱の伝わり方である『対流』が起きているからです!

『対流』とは、”熱の循環”の一つです。温かい気体や液体は上昇し、冷えた気体や液体は下降します。

例えば、お鍋の水を火で温める図を想像してください。

鍋の底が温められる→温められた水が表面に上昇する→表面の温かい水が熱放出により冷めてくる→鍋の底に下降する→底の水が温められる→上昇する・・・

という”熱の循環”がお湯の中で起きているのです!

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イラストで説明するとこんな感じです(*^^)v

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「なるほど、なるほど。水は表面から温められるから、お風呂の『追い炊き』をしても、すぐには湯船の底まで、温かくならないんですね~。」

さらに、『対流』という熱の伝わり方は、主に気体や液体を加熱したときに起こる現象なので、お風呂のお湯だけじゃなく、お味噌汁やスープを温める時にも、『対流』が起きているのですよ!

「そうか!だから、表面が熱いからといって、中の方はまだ火が通っていないという場合もあるから、良くかき混ぜて、全体が加熱されるようにしないといけないんだね!」(*'▽')

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物理を考えながら普段の生活を送ってみると、違う視点で物事が見えて面白いですね☆危険物取扱者の勉強をしている人は、お風呂の『追い炊き』をするときに、今回の”対流”を思い出してみてくださいね~(笑)

以上、『気まぐれ豆知識』でした☆彡

次回もお楽しみに~(^^)/~~

参考文献:「わかりやすい!乙種第4類危険物取扱者試験」弘文社