軽油はそもそも何に使われているのか?

軽油は何に使用するの?

 軽油について、色々とブログを更新してきましたが、こんな質問を頂きました。

「軽油って何に使ってるん??」

(大型車とかトラックにやで(-ω-))

「乗用車と同じガソリンやったらあかんの??同じ燃料やんか」

(確かに・・・。なんで同じ燃料なのに、軽油とかガソリンとか重油に分かれてるんやろ?? 全然、気にしたことなかった。)

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 という訳で、なぜ同じ燃料なのに、軽油やガソリンなどに種類が分かれているのかを紹介していきたいと思います☆彡

【軽油とガソリンの分かれ道】

とりあえず、我々に身近な燃料は「ガソリン」や「灯油」が浮かぶかと思います。また値上げか・・・。泣(T∀T)あはは。みたいな。

他にも、工事現場で働いている方なんかは、「軽油」「重油」なんかも頭をよぎるでしょう。

しかしここで、一般家庭のおばちゃんは一つの疑問が浮かびました。「なんで同じ燃料やのに、何個も種類があるんや??ややこしいわー!! 一種類やったらあかんの??」

すると、一人のおっちゃんが

「ディーゼルエンジンを使ってる車両は、軽油やないとあかんのや!!!( ゚Д゚)」

そう。実は車両についている”エンジン”によって、使用する燃料の種類が違うのです。

「なんやそれ。おばちゃん、難しくて付いていかれへんわ!素人でも分かるように説明してや!」

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 おっちゃんが言っている”ディーゼルエンジン”とは、主に大型トラック(引越屋さんとか運輸関係)また、大型バス(大型観光バスとか大型スクールバス)など、主に大型車(中型車)のエンジンです。

なぜ、”ディーゼル”という名前なのかと言うと、単純に、ディーゼルさんというドイツ人が発明したエンジンだからだそうです(*´▽`*)

一方で、乗用車などに使われている”エンジン”は”ガソリンエンジン”と呼ばれています。

ではここで、それぞれに使用する燃料を紹介します(^^)/(^^)/

まず”ディーゼルエンジン”には、「軽油」を使用します。

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”ガソリンエンジン”には、「ガソリン」を使用します。

これら2つの燃料は燃え方に違いがあります。

「軽油」の燃え方は、熱を加えると発火します(自然発火)

「ガソリン」は火を近づけると発火します。

「おばちゃんは、どっちも同じ燃え方に思うんやけどなぁ・・・」

では、イメージ的に、戦隊モノのキャラクターが戦うシーンを想像してみてください・・・。

「軽油くん」の場合 敵が現れた!!(火が付く) ⇒パワーを集中して(熱が加わる) ⇒攻撃!!(着火)

「ガソリンくん」の場合 敵が現れた!!(火が付く) ⇒攻撃!!(引火)

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 軽油くんは、一度パワーを集中することにより、燃える勢いを強くして、力一杯「どっっこらしょーーーーー!!!」とエンジンを動かす力を持っています。

ガソリンくんは、火が近づくとすぐに燃えて、「よいしょーー!!」とエンジンを動かす力を持っています。

このように、大型車を動かせるパワーがある「どっこらしょ」の軽油くんと乗用車を動かす「よいしょ」のガソリンくんの違いがあるため、車両によって燃料を使い分ける必要があるのです。

そのため、大型車は「どっこらしょ」と動かしてくれる”ディーゼルエンジン”を使い、”ディーゼルエンジン”を動かすのに適している「軽油」を燃料として使用しているということなのです。

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「なるほど~。エンジンを動かせる力が、燃料によって違うから燃料にも種類があるんやな。これでおばちゃんも納得やわ(*^^*)」

それぞれに適した燃料を使用して、エンジンの故障などを起こさないように、気をつけたいですね。

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 最後に、これらの説明はあくまでも「ブログ」として楽しんでいただけるように、かなりゆる~く書いています<(_ _)> また、解釈の仕方など様々あると思いますので、気になる部分があった方は、「ディーゼルエンジン意味」など検索していただき専門的な説明文で理解していただければと思います。 広報担当 岡田(´▽`*)☆★